技術書を選ぶポイント

技術書って割と高いものが多いと思います。今回は個人的にどんなポイントを見て技術書を買っているかを書いてみます。ここ抑えずに結構感覚で買っている人もいますが話を聞いていると危ういな〜と感じることもあるのでぜひ自分なりのポイントを作っていっていただければスキルアップのスピードにも効果があると思います。

目的と内容

まず今、自分がなんのために本を購入しようとしているのか?『目的』をはっきりさせます。自分の場合は大きく分けると次の2パターンが多いです。

・バグや新技術導入などのピンポイントな内容が欲しい
・体系的に新しい技術を学びたい

まず今本を買って読んだら自分にどんなことができるようになるのか?それは即効性があるのか?長期的にリターンがあるのか?そのメリットはどれくらいあるのか?など具体的に想像します。そうすることで期待はずれだったとか、結局積読になってしまったという無駄を減らせたり、合わない本を買ってせっかく買ったんだからと進めて時間を無駄にすることも減らせます。

内容

内容は目的からさらに踏み込んで、たとえば作りたいものに近いサンプルが載っているとか、さらには文字や文章の読みやすさ、難易度などをみます。書籍にはレベルがあり、前提知識を必要とするものも少なくありません。結局は書籍を読んだ後「成果を出す」というところまで進まないと意味がないので簡単なものでも知識になり、仕事で使っているということであればOKなんですよね。

発行年月日と刷数

発行年月日これも必ずみます。これはソフトウェアやプログラミング言語などバージョンがあるものに関しては必須とも言える重要項目として自分は考えています。この考えに至った経緯として、バージョンの違いでまぁ〜動かないx2。何度意味不明のエラーと戦ったことか。

これに関してはさらに「読める時に買う」というのも大切です。JavaScriptなどでは一時期物凄くバージョンアップが激しい数年間がありました。こういった時期だと1年積読したら次の機能が出ていたということになり、バグも出やすくなるということになります。

理想は書籍でのバージョンが現役のうちに同じバージョンでやりきってしまうことですね。そうすると踏まなくていいバグの解消という無駄を減らせます。

目次とインデックス(索引)

これはバグ解消目的や新機能調査の時などは特にやります。どんな内容が載っているかをざっくりしれたり、複数の別々の本でたとえば同じ関数についての解説を読み比べたりすることで自分にわかりやすい説明をしてくれている本がわかったりします。インデックスはたまにない本とかもありますが不便ですね。こういった意味では電子書籍の本では検索もできたりするのでそこも使い分けたりしています。

読み方について|おまけ

本を買った時に投資した金額の本を取ろうとして頑張って読もうとしてしまうことがあります。これは危険なのでやめた方がいいです。頭に入ってこない状態で読んでいても、のちに身になることはありません。前提知識が必要な本であれば後で読み返した時にスッと入ってくることもあります。もっと言えば1冊を丸々完読する必要もないです。必要なところだけ読んで実践してを繰り返すのが一番身につきます。特に手を動かさずに読むだけというのは私個人的にはほとんどやりません。忘れることが多いためです。3,000円の本を10冊買っても30,000円です。本は惜しみなくどんどん買ってしまっても損することはほとんどないと思います。フリーランスなら経費で落とせますしね。

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